昇段審査(2009年8月9日、石川県白山市松任武道館にて)

 2009年8月9日(日)、石川県白山市松任武道館にて開催された極真会館浜井派主催昇段審査会において、 坂本恵義代表師範(六段)が昇段70人組手に挑戦、見事完遂し七段に昇段されました。
また同審査会で、大場那緒太初段(武蔵小山)も20人組手を完遂し、弐段に昇段。
 当日は約50名の道場生が応援に駆けつけました。また極真浜井派の昇級審査会が同日 開催されていた関係で、観戦者が約700名、組手対戦者が約50名集まり、熱気あふれる会場となりました。
 初めに行われたのは、大場初段の20人組手。 大場初段は極真連合主催全日本ウエイト制中量級(2008年6月)で優勝、翌年開催された ワールドカップ中量級出場、8位の結果を残した、成長目覚しい現役選手。 左中段廻し蹴りと内廻し蹴りによる技有りを連発するも、10人目以降は暑さで体力を奪われ 苦しんでいる様子が見られたが、最後は自身の力を振り絞り完遂した。
 続いて坂本師範の70人組手が開始された。日頃の稽古で指導されている通りに、 一切軸がぶれず相手の動きをしっかり捉えた見事な足掛け下段突きによる技有りを 我々に幾度も見せてくれた。熱中症が起こってもおかしくない蒸し暑い会場の中、50人までは1本勝ち11、 優勢勝ち8、引き分け31で進んだ。しかし序盤、既に痛めていた右足ふくらはぎに肉離れを起こし、 対戦相手から受ける突きの数が徐々に増え、50人を超えてからはさすがに動きが重くなり苦戦を強いられた。 全日本大会などで見る師範とは違う様子にセコンドに付いた弟子たちは戸惑いを隠せなかった。 しかし、どんなに足が動かなくても、どんなに打たれても、決して気が落ちることはなく、一戦一戦終える毎に 鋭くなる眼力、最後にはもう動くはずのない身体を振り絞る様に動かす坂本師範の魂を、会場中の人が感じたはず。 そして、70人を終えた後もその魂は休むことをせず、鋭い眼力を放っていた。
 まさに「精神は肉体を凌駕する」という教えを弟子たちの目の前で体現して下さいました。 幸運にも今回の師範の戦いぶりを目の当たりにすることのできた人はそれぞれ何かを感じとったことと思います。
 最後に、70人組手に協力して下さいました極真会館浜井派の皆様に、厚く御礼申し上げます。
 DVDは9月〜10月頃に販売予定です。
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2009年8月9日極真会館浜井派昇段審査_坂本師範70人組手   2009年8月9日極真会館浜井派昇段審査_坂本師範70人組手   2009年8月9日極真会館浜井派昇段審査_坂本師範70人組手
応援団   応援団   応援団
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大場初段20人組手完遂   20人組手対戦者と共に   坂本師範70人組手
2009年8月9日極真会館浜井派昇段審査_坂本師範70人組手   2009年8月9日極真会館浜井派昇段審査_坂本師範70人組手   2009年8月9日極真会館浜井派昇段審査_坂本師範70人組手
70人組手完遂   70人組手対戦者と共に    
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