2005年度昇段 レポート
野中 茂樹

新段位 | 初段 |
所属 | 田町道場 |
昇段審査日 | 2005年9月25日(日) |
審査会場 | BUMB東京スポーツ文化館 |
黒帯授与日 | 2005年12月11日(日) |
昇段レポート
この度は、昇段審査を受審する機会を与えて頂きまして誠にありがとうございました。
田町道場の先輩方をはじめ、他の道場の方々からの叱咤激励の下、無事、組手まで終えることができました。応援してくださった皆様には、この場をお借りして心より厚く御礼申し上げます。
最後の組手終了後、坂本師範が、まだ審査途中にもかかわらず、わざあざ更衣室にいた私の所にみえて、「これからが、始まりだからね。」と言葉をかけて下さいました。その時、今まで不肖の坂本道場一期生ではありましたが、やっと武道空手の入口に立たせてもらえたのかな、と実感致しました。この10年余りを振り返り、坂本師範の背中を見て過ごせた事を本当に幸せであったとしみじみ思っております。
最後に、坂本師範並びに諸先輩方、夜遅くまで型の指導をしてくださった勝田さん、後輩の方々、本当に有難うございました。今まで多くの人々に支えて頂いた事、これからも多くの人々に支えられていくであろう事を忘れずに、真の黒帯に一歩でも近づける様、精進して日々努力する所存でおります。今後は、微力ながら、私も坂本道場の発展のお役に立てれば幸いと思っております。
これからも、御指導、御鞭撻を下さいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます。 押忍
倉持_明人

新段位 | 初段 |
所属 | 新小岩道場 |
昇段審査日 | 2005年6月5日(日) |
審査会場 | BUMB東京スポーツ文化館 |
黒帯授与日 | 2005年7月25日(日) |
昇段レポート
今回、昇段審査という貴重な機会を与えて頂き、ありがとうございました。
その日稽古が終わり、自宅より電話が入り、「産まれそうなんですけど・・・」と妻、
私「えっ(頭の中は真っ白)、・・・掃除をするみたいなんだけど・・・」
妻「・・・早く帰って来て!(かなり怒った声)」
師範に了解を得、道衣のまま自転車に飛び乗り、商店街を走り抜け(かなり異様だったかも)帰宅。妻を病院へ搬送(さすがに道衣のままで病院へ行く度胸は無かったので着替えた)、同日23:58無事、出産(女の子でした)。
こうして私の空手人生の初日が始まりました。出産より掃除を選んだ旦那というレッテルは、未だに貼られたままですが・・・
あれから6年近くが経ち、思えば長男を入門させようと妻と相談していた時、アニメで憧れていた極真空手であると話したところ、
妻「だったら、一緒にやってみれば?」
私「えーっ、もう歳だし・・・(血みどろのイメージがあったのでビビッていた)」
妻「でも、思い立ったが吉日だし、貰ってきた道場訓にも、機に発し、感に敏なることって書いてあるよ」
この一言で入門を決め、また仕事の都合で稽古に行けない時期には、同時期に入門した長男、後に入門した次男のお陰で空手との糸は切れる事無く、稽古を再開することができました。
型がうまく覚えられず、身体も思うように動かないため、空手はやるものじゃなく、見るものだと思ったこともありました。
そんな時、尾谷師範が日頃、おっしゃっていた「続けてください。紙を1枚1枚積み重ねるように」の言葉を思い起こし、稽古を続け、昇段審査を受ける事が出来ました。今回の審査は、通過点とし、稽古を継続してゆきたいと考えております。
最後に、ここまで空手を継続できたことにあたり、坂本師範、尾谷師範、坂本道場諸先輩、道場生の皆様、及び家族に心より感謝いたします。 押忍
藤沢 賢一

新段位 | 初段 |
所属 | 田町道場 |
昇段審査日 | 2005年6月5日(日) |
審査会場 | BUMB東京スポーツ文化館 |
黒帯授与日 | 2005年7月25日(日) |
昇段レポート
この度は昇段の機会を与えて頂き、師範はじめ諸先輩、道場生の皆様に心より感謝しております。
空手を始めた理由はごく一般的で、社会人になり仕事も慣れ、会社への電車通勤に飽き飽きしていた頃、ちょうど通勤途中に極真道場があり、運動不足とストレス解消を目的に入門しました。
剣道を学生時代にやっていたので、少々体力には自身がありましたが、入門してみると稽古はきつい、先輩方は強くて怖い、と考えが甘かったと知りました。当時は、夜間部で稽古をしていたので帰宅は深夜0時近く終電ギリギリで帰っていました。仕事を理由に稽古を休もうかと思ったことも何度かありましたが、指導員の先輩に「道場に来る曜日を決めたらその日は休まないようにしよう」と言われていたので、それだけは何とか守るように稽古を続けました。そうしているうちに、2年3年と月日が経ち、いつの間にか茶帯になっていました。
色々な事情があり他道場から田町道場に移ってきて1年も満たない時、坂本師範から昇段審査を受けてみろと声を掛けられました。他道場で長年空手をやってきたにも関わらず昇段できなかったのは自分の空手に対するあり方に問題があるからであろうと思っていた私は大変驚きました。
しかし黒帯のお許しを頂いた以上、自分が今まで先輩方から教えられたこと、自分で学んできたことを全て次の世代にしっかりと伝えいける様な黒帯を目指して精進させて頂きます。
最後に今までお世話になった極真の先輩方、一緒に稽古してくれた道場生の方々、本当にありがとうございました。押忍