2008年度昇段 レポート

昇段レポート年度別見出し

石井 哲也

石井 哲也
新段位 初段
所属 座間道場責任者
昇段審査日 2008年11月12日(水) 
審査会場 港北道場
黒帯授与日 2009年2月1日(日)



昇段レポート

 この度、昇段審査を受審させていただき、初段への昇段を許されました事を心から感謝致します。常日頃から、多岐に亘りご指導いただいております坂本師範をはじめ先生方、先輩方、道場生の皆さんに改めて御礼申し上げます。
 私が極真空手に出会ったのは、今から3年前、知人を通じ坂本師範と知り合った事から始まりました。はじめて坂本師範にお会いした時、口にガムテープを貼り、ビックミットを叩き自分のことを磨いている、当時45歳になる坂本師範の姿を見て衝撃を受けた事を思い出します。私は24歳までキックボクシングをやっていたのですが、色々な事情が重なり現役を退いたのですが、当時の事を思い出すと、「言い訳だったんだな。何かの理由をつけその場から逃げたんじゃないか。」と自問自答しました。そして、坂本師範の姿を見て、「年齢はただの数字だな、今しかない。」と思い、形は違うが、空手という道で忘れてきた物を取り戻そうと思い、極真空手に入門しました。
 そして坂本師範の稽古の下、月日を重ねるうちに子供達の指導を任されるようになり、子供達のエネルギーの凄さに驚かされました。そして10数年近く忘れていた物を子供達から教わりました。
これからは、私も含め、優しさや労りの気持ちを忘れず、「自分に厳しく」「向上心を持ち続ける事」を子供達に指導していきたいと思います。そして、努力する天才を育成していきたいと思います。最後に、これからも毎日の今が、残りの人生の初日と思い、日々初心に戻り稽古に励んでいきたいと思います。                                                押忍

藤田 京子

藤田 京子
新段位 初段
所属 港北道場
昇段審査日 2008年11月12日(水) 
審査会場 港北道場
黒帯授与日 2009年2月1日(日)



昇段レポート

 このたび、昇段審査を受審させて頂いた事、心より感謝致します。 私が、坂本道場に入門するきっかけとなったのは、まだ幼稚園だった息子を心の強い大人になって欲しいと願い、まだできたばかりの港北道場に入門させた事でした。
 スポーツ、ましては武道とは無縁の専業主婦生活を送っていた日々の中で、子供の送迎で道場の稽古を眺めていた所、勝田先生の型稽古を見て衝撃を受けました。同じ女性として、こんなに凛とした人との出会いは初めてでした。稽古後、先生に「私にもできますか」と聞くと、「大丈夫、年齢は関係ない」と言われ、即、入門を決意しました。
 実際入門してみると、自分の体力のなさと、思い通りに動かない体に憤りを感じ、何度も止めてしまおうと思いました。そんな弱い私の心を先生は根気良く指導して下さいました。日々、稽古を続けていく中で少しずつ小さな試練を与えられ、乗り越えられる自信と沢山の事を感じさせていただく場を作って頂き、普通の主婦でもここまで出来るのだと空手の世界にのめり込んでいきました。
 そして体力が付いてきた頃、坂本師範の稽古に参加するようになりました。 自分なりに頑張ってきた事が、頑張っているつもりだった事に気が付かされました。 「限界は自分で勝手に作っているもの、本当はもっと出来るのに自分で限界を作ってブレーキをかけているだけ」稽古後に皆に向かって言った言葉。自分に当てはまる言葉でした。「自分に疑いを持って行動する。」「前向きな精神を忘れた人間は先には進めない。」稽古後に聞く言葉は、どれも自分に足りない物でした。そして、自分を変えたい一心で師範の言葉を信じ、実行していこうと思いました。
 そんな時、幼年クラスの指導をしてみないかと言うお話を頂きました。 私には、経験も無く自信も無かったのですが、前向きな精神で行動するチャンスを与えて下さったと思い、やらせて頂く事になりました。 子供達の元気いっぱいのエネルギーと、泣いても泣いても諦めずに頑張る姿を見て沢山の事を感じさせられ、改めて稽古への取り組み方の大切さを教えられました。 これからも自分は何を教え伝えるべきかを考え、感じ、多くの子供達が坂本師範の精神を受け継いで行く為のお手伝いが出来るよう努力して行きたいと思います。
 最後に、坂本師範を始め先生方、先輩方の前向きな精神を見習い、この場を与えて下さった皆様に感謝し、微力ながら、道場に貢献出来る様、日々稽古に励んでまいりたいと思います。    押忍

平山 裕美

平山 裕美
新段位 初段
所属 高砂道場
昇段審査日 2008年11月12日(水) 
審査会場 港北道場
黒帯授与日 2009年2月1日(日)



昇段レポート

 始めに、この度、昇段のご承認を頂き、誠にありがとうございました。 坂本師範をはじめ、城東本部の尾谷師範・指導員・先輩方々のご指導があってこそ昇段できたものと心から感謝しています。
 昇段審査の突然の話を頂けるまで、はっきり言って、私はもう昇段は無理かもしれないと思い始めていました。今、私は、高校2年生で来年になれば将来の目標である看護師になるための専門学校の受験勉強へ向けて取り組む時期を迎え、昇段審査は絶対に無理だと思っていたからです。 この度、初段に昇段でき黒帯を締められることに両親も「良かったね。」と喜んでくれ心から感謝しています。おかげさまで、空手を始めたときからの憧れ「黒帯になる」事が出来ました。 この場を借りて父母にも「ありがとうございます」と言いたいです。
 私が最初に空手を始めたのは、千葉県下の極真(松井派)の分支部の道場でした。小学校4年生の時、父の仕事の転勤で伊豆七島の三宅島に行き、そこでは空手道場がなかったので空手から離れていましたが、それ以外は今日まで生活の中に空手が必ずありました。 都内に転居して来て尾谷師範に姉弟3人でお世話になることになり、それまでにない新鮮な気持ちで空手に取り組む事が出来ました。型においても、組み手においても厳しく指導して下さり感謝しています。
 これから、極真坂本道場の黒帯の一員となるので、黒帯の名に恥じないよう新しいスタートラインに立ったことを心に刻み、稽古に取り組んでいきたいと思います。 最後に、審査会を終えた後、坂本師範に「これからどんなことがあっても、どんな環境にあっても、空手を続けていきなさい。」とお言葉をいただきました。この言葉を忘れず、これからも頑張って行こうと思います。    押忍

橋本 聡

橋本 聡
新段位 初段
所属 真岡道場
昇段審査日 2008年2月10日(日) 
審査会場 栃木
黒帯授与日 2008年4月



昇段レポート

 自分が極真空手を始めた理由は、強くなりたかったからです。 子供の頃から憧れていた空手ですが、自分に出来るだろうかという不安から、なかなか入門できすにいました。そんな時、近くに極真空手の道場があるのを知り、見学に行ってみました。するとやはり、やってみたいという気持ちになり、18歳の時に入門しました。
 入門当初は、練習が厳しく、基本だけでヘトヘトになってしまい、毎回練習に行くのが憂うつで、はずかしながら何度もさぼっていました。でも、さぼっているうちに、「このままでは駄目だ。強くなりたい。自分で始めたのに、逃げていては強くなれるはずが無い。」と思い、それからは真面目に行く様にしました。
 試合にも少しずつ勝てるようになっていきました。そして、空手以外でも遊びに行ったり、時には悩み事の相談になってもらったり等、空手をやっているおかげでこのような仲間に出会えた事は一番の収穫であり、この関係をこれからも大切にしていかなければと思います。
 先生の御指導や道場生の方々に助けられてようやく黒帯を取ることが出来ました。審査も多少自信を付けて望んだのですが、思い通りには行かず、十人組手では自分の組手が出来ず、まだまだ練習が足りないと痛感させられました。 黒帯を取って、未熟ながらようやく空手家として出発した自分は、自分の中にある理想の空手家に近づける様に取り組んでいきます。 今まで御指導頂いた先生や道場生の方々に感謝します。これからも宜しくお願い致します。

中西 卓也

中西 卓也
新段位 初段
所属 足利西道場
昇段審査日 2008年2月10日(日) 
審査会場 栃木
黒帯授与日 2008年4月



昇段レポート

 この度、昇段審査に於いて初段をお許し頂き誠に有難うございました。
 私もともと、格闘技には興味がありテレビ等でよく見ていました。その時は自分が強くなれるなどと、とても思ってはみませんでした。そんななか弟が極真道場に通うようになり、みるみるうちに強くなっていくのを間近で見て、「自分でも強くなれるかな」という思いで入門させて頂きました。先輩方は、皆強くそしてその強さを表に出さず人に優しく、そんな先輩方にとても憧れました。自分もいつかそうなりたいと・・・。
 足利西道場は新しく出来たばかりで人数も少なかったのですが、私と時期同じくして2人ほど入門した仲間がいたので、お互い良きライバルとして稽古に励みました。仕事や家庭環境が変わる中で稽古に来られない時期もありましたが、いつも師範が言っている「継続は力なり」という言葉を胸に、仕事や家庭も大切にしつつ、稽古を今まで続けることが出来ました。
 そうして入門してから8年余経ち、師範から、「昇段審査を受けてみるか」という言葉を頂きました。しかし、その時は仕事の都合で、なかなか稽古に続けて来れていなかったので自身がなく、「出来る限り特練や稽古に出て、ぎりぎりまで様子を見て無理なら断ろう」という気持ちの中で受けてみようという思いがありました。  そうした中で特練に付き合って頂いた先輩方は、私が審査で恥を掻かないように、また昇段できるよう一緒になって付き合って頂き、昇段を受ける本人が迷っているようでは協力してもらっている師範や先輩方に申し訳ないと思い、それからは、「何が何でも昇段するぞ」という思いで稽古に励みました。
 昇段審査まで時間が少なく厳しかったのですが、最後は師範から「絶対に最後まで諦めず、昇段するぞという強い思いで立っていれば大丈夫だ」という言葉を頂き審査に臨みました。基本・移動・型と進み最後は組手となりました。練習とは違い緊張で苦しい組手となりましたが、応援してくれたみんなのおかげで何とか最後までやり通すことができました。
 最後に励まし支えてくれた家族と師範方を始め、協力してくださった方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。また、今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。                                                    押忍

木下 法幸

木下 法幸
新段位 初段
所属 足利道場
昇段審査日 2008年2月10日(日) 
審査会場 栃木
黒帯授与日 2008年4月



昇段レポート

 この度は昇段審査に合格させて頂きありがとうございます。
 僕がこの極真空手を始めたのは、今から3年と10ヶ月前です。最初は何も出来ませんでした。ですが、茂木師範や先輩達からいろいろ教えてもらったので、段々と基本稽古ができるようになっていきました。その後、移動稽古や型などもできるようになっていきました。組手も初めてやったときは、何も分からないまま一本を取られてしまい負けてしまいました。ですが、それから数をこなしていく内に、少しずつ上達していきました。段々、帯が上がっていくと茂木師範に、「日曜日ひまか?」とさそわれ、日曜特練に出るようになりました。日曜特練とはどういうものかというと、日曜の朝9時〜1時ごろまでの練習のことです。日曜特練は、主に阿部先生と田所先生が教えてくれます。メニューは、まず道場から山に向かって走ります。山に着いたら坂道ダッシュ、手押し車などをやります。次に道場に帰り、ミット打ち、スパーリングなどをします。人数は約10〜20人弱です。練習はけっこうハードです。なので、何回か「やめたいな。」と思ったこともありましたが、がんばりました。
 何度か審査を受けて帯も上がり何とか一級になりました。組手は日曜特練に行っているのでそこまでつらくありませんでした。一級になってからは、「ここまできたのだ。黒帯とるぞ。」という目標ができ、より一層がんばれました。合宿にも参加してみました。日曜特練より何倍もつらかったです。思っていた以上につらかったのですが、黒帯を取るのだと思い自分に言い聞かせ、合宿を乗り越えました。道場で十人組手の練習もしたので、かなり自信がつきました。
 昇段審査当日は、とても緊張していました。初めは基本の審査でした。緊張していましたが、落ち着いて出来たのでよかったです。次は、移動の審査でした。途中、少し間違えてしまいそうになりましたが、大丈夫でした。その次は、スクワットと腕立て伏せ。スクワットは難なく出来ましたが、腕立て伏せは苦手なので、どうにかこうにか出来ました。そして次は型。型は、稽古で沢山やってきたので大きなまちがいをせずに出来ました。最後に十人組手。少しほぐれていた緊張も自分の番に近づくにつれて高まっていきました。そして自分の番。一人目、二人目は難なく出来ましたが、三人目から段々辛くなっていきました。七人目ぐらいには、辛くて、痛くて「もう駄目だ。」とも思いました。でもここで諦めたら、今までやってきた事が無駄になってしまうと思いました。八人目、九人目はもう何も考えず必死にがんばり、十人目はラストだと思いながらやりました。最後までどうにかやり通しました。その後すぐに茂木師範や先輩達、十人組手の相手になってくださった人達に挨拶し、僕の昇段審査は終わりました。  今までの目標は黒帯を取ることでした。そのために稽古を一生懸命やってきました。ですが、これからは、「黒帯取れたからもういいや」ではなく、今やっとスタート地点に立ったのだと言うことを忘れず、稽古していきたいと思います。そして今までは先輩に教えてもらう立場でしたが、これからは、まだ未熟ですが、教えられる立場から教える立場になりたいと思っています。                                  押忍

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